column
石を知る建築石材が使用される場所は?後悔しない石材の選び方も紹介!
投稿:株式会社Libre
住宅をはじめとする建造物に使用される石のことを「建築石材」と呼びます。
建築石材には様々な種類があり、それぞれで特徴が異なりますので、慎重に選んでいかなければなりません。
そこで今回は、建築石材が使用される場所や、建築石材の選び方について詳しく解説していきます。
代表的な建築石材の特徴や魅力、意識すべきポイントを知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
建築石材が使用される場所

建築石材が使用される場所は、主に以下4つです。
・外装
・内装
・外構
・水回り
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
外装
建築石材は、外装で使用されることが多いです。
その理由は、以下の通りです。
・耐久性が高いから
・見た目に重厚感があるから
・防火性が高いから
外装は常に雨風にさらされている場所ですので、耐久性に優れた建材を使わなければなりません。
石材は風や紫外線に強く、経年劣化も少ないことから外装にピッタリの素材といえるのです。
また、自然素材の石材は高級感があり、外壁デザインに重厚感を与えられるため、見た目にとことんこだわりたい場合にもおすすめです。

さらに、耐火性にも優れており、火災時の安全性が高いことも、外装に石材が用いられる理由の1つといえます。
内装
石材は自然な模様や色合いを楽しめる建材であり、空間に高級感や温かみを与えてくれることから、内装に使われることも多いです。
また、耐摩耗性に優れているため、床材やカウンターに使用されるケースもあります。

石材には熱を蓄える性質があるため、快適性を向上させるのにもうってつけの建材といえるのです。
外構
建築物の見た目を大きく左右する外構にも、石材が使われるケースがあります。
石材は対候性が高く、風雨や温度変化に強いため、外構にはピッタリの素材といえます。
また、庭やアプローチなど、自然と調和するデザインに仕上げやすいことも、外構に石材が用いられる理由の1つです。

さらに、石材には滑りにくい性質を持つものもあり、安全性の向上にも役立ちます。
水回り
石材は、水回りに使用されることも多いです。
その理由は、防水性・耐腐食性に優れており、美観の維持にも繋げやすいからです。
石材に適切な加工を施すことによって、水分に対する耐性を高めやすくなるため、劣化スピードを遅らせられるようになります。

また、石材は湿気や化学物質による劣化にも強く、それでいて高級感や清潔感を演出できる素材ですので、汚れや劣化が目立ちやすい水回りにはピッタリの建材といえるのです。
建築石材は何を基準に選べばいい?
では次に、建築石材の選び方を場所別に紹介していきます。
石材と一口にいっても様々な種類があり、それぞれで適した場所が異なりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
外装で使用する石材の選び方
外装で使用する石材を選ぶときは、対候性・耐久性・美観を重視することが大切です。
外装は雨風にさらされる場所ですので、基本的には御影石の使用がおすすめです。
逆に、大理石やライムストーンなど、吸水性の高い石材は外装には向きません。

これらの石材を使用する際は、加工や防水処理が必要です。
内装で使用する石材の選び方
内装は、建築材の中で最も石材が好まれる場所です。
使用する石材を選ぶときは、耐久性だけでなく美観も考慮する必要があります。
特に人気なのは、大理石や石灰岩、砂岩です。
大理石は豪華な模様で高級感を演出したいときにピッタリですし、石灰岩は暖色系のカラーが豊富ですので温かみのある空間を演出したいときに最適といえます。

砂岩は、自然な質感が出やすい石材ですので、シンプルかつ落ち着きのある内装に仕上げたいときにおすすめです。
外構で使用する石材の選び方
外構で使用する石材を選ぶときは、耐久性や対候性を重視する必要があります。
中でもおすすめなのが、凝灰岩と粘板岩です。
これらの石材は対候性に優れており、なおかつ美的要素も持ち合わせているため、丈夫でオシャレな外構に仕上げられます。

また、外装と同じで外構も常に雨風にさらされる部分ですので、吸水性が高い石材は避けるのが無難です。
水回りで使用する石材の選び方
水回りで使用する石材を選ぶときは、耐久性だけでなく耐水性についても考慮しなければなりません。
その他、
・耐汚染性
・メンテナンス性
についてもチェックしておくことが大切です。
特に人気なのは、ライムストーンや大理石です。

ただし、大理石は高級感を演出できる反面、水に弱くシミが出やすいという特徴を持っているため、水回りで使う場合は注意しましょう。
まとめ

建築石材は、外装や内装、外構や水回りなどあらゆる場所に使われています。
石材は基本的に耐久性が高く、自然が持つ美しさを活かせるため、建築材としてはかなりおすすめです。
ただし、石材によって特徴が異なるため、使用する場所や目的を考慮しながら慎重に選んでいかなければなりません。
「何を選べばいいかよくわからない・・・」
という場合は、石材店をはじめとする専門家に相談しながら決めていくことをおすすめします。
Company info
会社概要- 会社名
- 株式会社Libre
- 住所
- 〒861-3201 熊本県上益城郡御船町陣2074-44
- TEL
- 096-201-5645
- FAX
- 096-201-5646
- 事業内容
- 石材設計事業・石材卸輸出入事業